ITMedia記事:
Vista飛ばし」をGartnerが勧めない理由
http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/0809/18/news01.html
まぁ、記事にあるように、何かとVISTAを批判してきたところがVISTA推奨っておおっぴらにいうのもたしかにねぇ・・というのは私も思います。だが、現時点非常にすくない公開情報にたよるとすれば、すくなくともWindows 7のカーネルはVistaを基本とした物になるということですからWindows VISTA SP1で動作確認できているソフトウェアについては、Windows 7へ移行してもWindows XPからWindows VISTAへの移行よりも問題発生の可能性はすくないのじゃないかと個人的には推測しています。
だが、それ以上に問題なのは、Windows VISTAに対する世間の風評じゃないかとおもってます。
少なくとも私の職場では互換性問題はネットワークアクセスに絡むUAC問題だけでした。使用しているアプリケーションは経理の物を除いてすべてWindows XPからそのまま移行できました。それは「特別に発注したものではない」からとはいっても、ここまで問題が発生していないと、なんでMSに批判的なメディアは「VISTAはよくない」と言い張るのか、不思議に思います。あぁ、Final Fantasy XIのPOLクライアントが数ヶ月ほど未対応だったこともありましたね。それぐらいですか。でも、Final Fantasy XIのPOLクライアントは業務で使わないのでw
ちなみに、社内用データベース(Access 2000 MDB形式)やらSQL接続やらはなにも問題がありませんでした。せいぜい、新しいSQLサーバーへの接続用MDBファイルの作成で手間取ったぐらいかなぁ。まぁ、OS依存性の高いカーネル動作レベルのソフトウェアは、Windows 9x時代から移行するときに、デバイスドライバを除いてすべて排除しましたから、アプリケーションレベルで動作するものならWin32APIで普通に動作しているわけです。
私自身、公開βでWindows VISTAの導入テストを何度もしていたせいもあるのでしょうが、デバイスドライバを含むソフトウェア以外の大半は、UACさえきちっと管理すれば問題が少ないとおもっています。当初は確かにUACをオフで使う以外に手がなかったケースもありましたが、今ではVISTA対応の市販ソフトばかりになってますしね。
まぁ、大半は「食わず嫌い」で「アナリストw」とか、ライバル他社が批判的な記事ばかり書いていたからなんじゃないかな。使ってもいないのに「VISTAはダメだ」っていうひと非常に多いです。ただPC故障で部品が無く、新規PC購入なんかで徐々にVISTAに入れ替わっていますが、VISTAに変えてもOfficeと通常業務用ソフトさえ動けば、実はわりとすなおに使ってもらえてます。OSの不具合ではなくPCの不具合側(初期不良等)の問題は発生したりしましたけどね。たしかに、コンパネとか使い勝手が変更されたりして迷いましたけど、VISTAへの移行よりも、Office 2003からOffice 2007への移行、とくにExcelの変更の方が実はUI変更点がおおくて手間取ったのは事実です(´・ω・`;)