http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn060920-1/jn060920-1.html
上記発表ありましたね。個人的にDMRシリーズは好きなのですが、広告上の美辞麗句はともかく、本質的にHD-DVDとBD-DVDは、物理メディアの差と著作権管理などの差しかないわけですから、これだけの値段するデッキで画質がわるいなんておもいませんww(実質ハイエンド機種だし)
だが、気になるのはむしろ小さく書かれた注意書き「※5 D-VHSに録画された『1回だけ録画可能』『コピー禁止』の映像はダビングできません。 」という項目。つまり、1回録画のデジタルデータは基本的にHDダビング不可ってことですね。D-VHSはあくまでテープですから、BD-DVDではムーブ扱いになるんでしょうが、ムーブのソースがテープ素材では無理があるという判断なのでしょう。
一番問題なのは、むしろムーブしたあと、たとえ素材がHDであっても、素材はのこさない方針であるという点ですね。原本を残しておき、複製した映像データを鑑賞したくても、ムーブであるかぎりできないわけです(原本が消される)。ムーブ中に停電等が会った場合(電源のコンセントが抜けるとか、ブレーカーが落ちるとか)は原本そのものが消失してしまうという問題も以前から指摘されていますね。その辺、きちんと対応できているのかな。もしできていないとか、販売時や商品説明を怠ると、大クレーム大会に成りかねないんだがww
とくに、HD画質でHDDに録画したデータを、既存DVDで再生するためにSDダビングをムーブとしらずに行った場合(これはよくでそうなケースだろう)、「HDDの原本がない~」ってクレームしても「仕様ですw」でかえされるだろうしな。
ダビング可能はいいが、原本が保存されるのか、それとも消去されないムーブなのか、それでなくても話題になった点なのだからはっきりと表にして説明しておいてほしいとおもう。ムーブになる場合もいっしょくたに、ダビングという表現を使っているとしたら、これは問題だろう。また、ムーブになるのであれば、ムーブに関する情報はしっかり告知しておいてほしい。
その辺の今後、先日総務省だかから横やりはいったそうだが、それで仕様変更ってなったら、あせってかうと次世代DVDはとんでもないことになりかねないな。ファームの書き換え不可とかね。
以前某製品で「インターネット経由でビデオレコーダーのファーム書き換えサービス」があったが、途中のトラブルがろくに想定されていなかったために、ファームの書き換え中にトラブルがあると、ファームの書き換えそのものが失敗し起動すらしなくなって、結局サービスマンがはしりまわったとかw
ついでに、上記URLの中の、録画の方のメディアには仕様Verがはいっているが、再生の方の対応にははいっていない点が心配。
まあ、わたしはSONYのBD-DVDはかわないが、松下や東芝さんのデッキはかうだろうからな~。それは、仕様そのものよりも、メーカーで選んでいるというところもあるがw