http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0607/05/news018.html
一読しておくとおもしろいと思う話しなのでちょっとURL紹介。わたしもかなりの数のウィルシ対策ソフトやセキュリティソフトをみてくるはめになってしまいました。特定のセキュリティソフト信者にはわるいが、いま販売されているほとんどのセキュリティソフト自体に、誤検知・誤動作・設計上もしくはプログラミング実装上のバグがいまだに存在すると私はみています。表沙汰になるだけでも大手のセキュリティ対策ソフトですら、セキュリティホールがあると指摘されるぐらいなのですしね。
ただ、セキュリティソフト自体も所詮は人が作っているわけで、まったくバグがなく、余計な動作がまったくなく、正確にウィルスなどの悪意のあるソフトを削除・防御してくれるかというとそうはいかないでしょう。
しかたがないのでわたしは複数のセキュリティソフトを使用するPCにあわせて、個別にどれをインストールするかを選別することにしています。組み合わせによっては互いに暴走したり、ネットワークアクセス出来なくなったり、メールの送受信で暴走したりと、Windows本体より不安定なセキュリティソフトなのですがしかたないですねw とくに、ウィルス対策系ソフトどうしと、ファイヤーウォール系どうしの別製品は相性がわるいことが多々あります。
個人的に一番安定してるかなとおもっているソフトウッェアファイヤーウォール製品は、BlackICE PC protectionです。残念ながらクライアントOS版ではWindows Server 2003などをクライアント使用でつかおうとおもってもサーバーOSなのでだめですが(BODにドライバーが陥る)、Windows XP SP2はまだ正常に動作してくれています。他社製品との相性も特にわるくなく、インストール後に検知開始して、特定の不正パケット(バッファーオーバーラン等)検査開始するとBODにおちいらなければ大丈夫です。BODになる原因はBlackICE本体のアルゴリズムによって、逆にシステムが例外違反をだしてしまうことが原因のようです。この現象がおきない環境であれば、BlackICEはほかのNISやAvastなどと競合することもなく、いまのところ動作していますね。
BlackICEの対応OSは2006/07/05現在で次のOSです
・Windows 98 (First Edition、SP1、Second Edition)
・Windows NT 4 (SP5-6a)
・Windows 2000 (SP1-4)
・Windows ME
・Windows XP Pro&Home (SP1、SP2)
不正パケット系・IP・ポート単位などの防衛用ファイヤーウォールとしてはかなり気に入っています。スパイウェアやワーム関連はいまのところWindows DefenderやSPYBOT、AD-AWAREとか使いますね。肝心のウィルス対策はAvast / Nortonってところでしょうか。いろいろいれてると相性がでやすいバージョンとかがでてきてけっこうこまるのでNortonやMacAfeeは最新版を購入してインストールしても、相性問題やパフォーマンスの著しい低下がみられる場合などは使わないことになり、ふるめのバージョン+最新アップデータとシグニチャで対応することも多いです。最新版なのにインストール直後にセキュリティソフト同士の相性で暴走する場合は論外ですね。
まあ現状セキュリティ対策を取らなければならないのはしかたないとしても、そのセキュリティソフト自体が不安定とか、相性ですぎるようならそれはまた別の問題で(´・ω・`)