この10月にはWindows 8.1 そして近く、Windows Server 2012 R2も製品版になることでしょう。そこで、ASROCK H87E-ITX/acにWindows Server 2012をいれてみました。一応、ASROCK H87E-ITX/acはWindows 8 Readyなので、ドライバー周りも大丈夫だろう!っとやった私が甘かった。やっぱ、Intel / ASUS / GigaByteさんあたりだと問題がすくないんですが、クライアントPC向けのメーカーだとサーバーOSは厳しいですね。やってみた結果、通信がらみはほぼ全滅しました。
まぁ仕方がないですねぇ…サーバーOSをクライアント用マザーボードにいれてみよう!なんて人はごく少数でしょうし…orz それでもOSの評価のためには高いサーバー機にいれるなんてやってられないわけで、数万円程度でくめるクライアント用で、OS自身をまずつかってみる!というのは、トレーニングの金銭負担がやさしいのですよ(*´ω`*)
というわけで? 有線LANさえ動かすことができれば、サーバーOSの動作検証はできるわけで、無線LANやBluetoothが使えなくてもいいや! 音なんかおまけおまけ! っと、とりあえずサーバーOSを評価できる程度までセットアップすることができましたので、ちょっとメモ書き置いておきます。
Windows Server 2012セットアップメディア以外に必要になったもの
①サポートCD内のINFフォルダ
※Windows Server 2012用INFはIntel社からもダウンロード可能
※Intel社:ダウンロードセンター検索結果:
インテル® チップセット・デバイス・ソフトウェア (INF アップデート・ユーティリティー)
②LAN:IntelR Ethernet Connection I217-V driver
Intel Ethernet Connections CD 18.5
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セットアップ手順
①Windows Server 2012を通常通りセットアップ
※導入テストだけなら、無償配布されている評価版で行うのが良い。
※正規ライセンスの場合は、継続稼働を決めてからライセンス認証を行うこと
ライセンス認証通してからHDD/SSD初期化しなければならなくならないように。
②Intel Chipset情報(INF)を更新し、Intel 8 Seriese/C220 が認識されるようにする
③IntelR Ethernet Connections CDをIntel社より入手。
解凍してセットアップを実行する
ドライバーセットアップ途中で、Intel製アダプターが見つかりませんエラーがでる
※Ver 18.5にて上記現象確認
④手動でセットアップを行うため、コントロールパネルのデバイス画面を開く
A:ドライバーが見つかっていない「イーサネットアダプター」が対象となる
B:ドライバーの更新でPC内のネットワークアダプターを手動で検索
C:Intelの項目内をみる
D:Intel Ethernet Controller I217-LMを選択
※Intel Ethernet Controller I217Vに最も近いと思われるため
E:ドライバーのインストールが正常に行われれば完了
※警告ダイアログがでるがそのまま継続
注意点
手動でもっとも近いとおもわれるモデルを選択しているため、必ずしも正常動作は保障されません。Intel社から提供されているデバイスドライバー、18.5の対応リスト(OS非依存)には存在しますがWindows Server 2012では見つかりません。
イーサネットケーブルを指して、通常とおりのネットワーフィンができればとりあえず評価はできることでしょう。とくに、リモートデスクトップや、HYPER-Vのテスト。さらに、各種挙動の実地トレーニングもできますね。