この震災の前後で、毎日のようにPCのメンテナンスが続いています(´・ω・`) 新しいPCの人も古いPCの人もいるのですが「メールとアドレス帳。デスクップの上にマイドキュだけは助けて!!!」という人が非常におおいです。
デスクトップやマイドキュメントの救出は、物理的にハードディスク等が壊れていなければ大丈夫でしょう。でも、Outlook Expressから、Windows 7のLive MailやOutlook へ移す際に参考にしたMicrosoft社のサポートオンライン情報をまとめておきました。また、Windows XPのPCから、新しくWindows 7 (SP1)のPCを購入したときのメール本文とアドレス帳の移行手順もまとめておきたいと思います。
A:Windows XPのOutlook Expressから、メール情報やアドレス帳情報を取り出す。
・下の
①を読んで、Outlook Expressで使っているアドレス情報をバックアップする。
・Outlook ExpressのOptionの中のメンテナンス項目から保存している場所を参照し、現在Outlook Expressで使っていたファイル(*.dbx)をバックアップする。
B:新しいWindows 7 PCでWindows Live Mail を使って古い内容を取り込む
・Aでバックアップしたものを、とりあえず新しいPCのデスクトップの上などのわかるところにコピーします。
・Windows Live MailとOutlook 2010(2007含)をインストールする
・Windows Live Mail & Outlook 2010の両方ともPOP3アカウントだけはちゃんと作成するが、ログインパスワード等はとりあえず設定しないで、メールサーバーへ見に行かないように設定する。
・Windows Live Mailで、アドレス帳の内容をインポートする。
・Windows Live Mailで、Outlook Expressのメッセージをインポートする
C:Windows Live Mailのメッセージを整理する
・Windows Live Mailにメッセージのインポートが終わると、ローカルに保存フォルダが作成されてその中に受信フォルダ等がはいっています(将来のバージョンで変わるかもしれませんが…)。
・まずは、Windows Live Mailの中でふつうに使えるように、フォルダーの構造や要不要の選別とかをしてしまいましょう。特に、フォルダ構成はここでやっておくと後が楽になります。
※この時点でOutlook 20xxへ移行しない場合、ここで完了することも可能。
D:Outlook 2010でWindows live Mail等で取り込んだ情報を表示する
・Outlookを起動し、Windows Live Mailを起動し、Windows Live MailからExchangeタイプでエクスポートするとOutlookの受信フォルダ等へ反映できます。
※②及び③を参照してください
といった感じで、Windows XP のOutlook Expressから、USBフラッシュメモリー等で新しいPC(Windows 7 SP1)へ、アドレス帳とメッセージ関連を全て持っていくことができました。古いPCを予めWindows Live Mailへアップグレードしたうえで新しいPCにもっていき、そこでWindows Live MailからOutlookへ移行したほうが楽だった気はしています。
ただまぁ、Outlook ExpressからWindows Live Mailへのアップグレードが怖いとか、HDDが故障しかけている感じだから新PC買ってきたので古いPCはできるだけいじりたくない…orz という人もいると思います。そういうときでも、Outlook Expressで保存していたフォルダにさえたどり着ければなんとかなるというわけです。
それこそ、最悪HDDさえ生きていれば、別のPCでHDDの内容をサルベージして、取り出して新しいPCでアドレス帳とメッセージを読みだすといったことも可能でしょう。
Microsoft社 サポートオンライン
①
Windows 7 を新規インストールした後、Outlook Express で使用していたデータを Windows 7 上の Windows Live メールに読み込む方法
※Outlook Expressで使用していたアドレス帳のWindows Live Mailへの移行
②
Windows Live メールから Outlook 2010 または Outlook 2007 にメッセージを移行する方法
③
Windows Live メールから Outlook に電子メール メッセージをエクスポートする方法