「HDDクラッシュ>電源ユニット死亡」という、まぁうちではよくある死亡コンボがきたので、その分の仮想化をあたらしくHyper-V 2.0でやってみることにしました。今回もWindows Virtual Server 2005 R2あたりで安易にやろうかとおもってはいたのですが、Windows Server 2008 R2へVirtual Server 2005 R2を導入する際に、MMCコンソールをつかって互換性チェックを外さないと正常にインストールができないこと。今回はHyper-V対応機材のようなので、仮想化OSのHyper-Vへの移行について、やっておこうというものです。今回はとりあえず移行の準備ということで、まずは確認事項。
・Microsoft Virtual Server 2005 R2 と Hyper-V 2.0 は同居不可
・Hyper-V 2.0では複数のCPUコアをゲストOSへ割り当てることが可能
※パフォーマンスの向上
・ファイルオーバークラスタリングへの対応
クラスター シェアード ボリュームにも対応しLive Migrationを利用してサービスの無停止へ。うちではそこまでやる必要性はないのですが、実験はしてみたいな~とか。
・Virtual Server 2005 R2まではIIS上のWWWを使用しブラウザーで管理していたが、Hyper-Vではサーバーマネージャに統合されているため、IISに絡む未知のぜい弱性の影響を受けにくい。
※Hyper-V 2.0ではIISのインストール不要
・対応ゲストOS:※詳細は下記参考資料を参照
Windows Server 2008 R2 (1・2・4 Core) ※x86版はそもそもなしでx64版のみ
Windows Server 2008 x86/x64 (1・2・4 Core)
Windows Server 2003 R2 x86/x64 (1・2 Core)
Windows Server 2003 x86/x64 (1・2 Core)
Windows 2000 Server w/SP4 x86 (1 Core)
Windows 2000 Advanced Server w/SP4 x86 (1 Core)
Windows 7 x86/x64 (1・2・4 Core)
Windows Vista w/SP1 x86/x64 (1・2 Core)
Windows XP Professional (SP3)/x86(SP2) (1・2 Core)
※Windows XP Professional x86 w/SP2 は1Core
Linux Distributions (1・2・4 Core)
・SUSE Linux Enterprise Server 10 SP3 x86/x64
・SUSE Linux Enterprise Server 11 x86/x64
・Red Hat Enterprise Linux 5.2、5.3、5.4 および 5.5 x86/x64
※参考資料URL:
・Microsoft社:
Hyper-V 関連ドキュメント
・Microsoft社:
Windows Server 2008 R2 Hyper-V 2.0 ゲストOS一覧表