FFXI公式ベンチマーク3で、スコア3082でした。
さて、ここまで動作させるのに、いろいろ紆余曲折あったわけですが、どんなトラブルがあったか、簡単にまとめておきましょう。まだ、実際にはトラブル解決はおわっておりません。
まず、基本的なこととして、
・XOMが対応しているのは、US英語・製品版のWindows XP SP2 Professionalだけ
・デバイスドライバが標準ではほとんど動作しない。
というわけです。まあ、当然といえば当然なわけですが、実際に使う段階で日本語WindowsXPが動作しなければ、国内では非常に限定された使い方しかできないのはわかるでしょう。さらに、デバイスドライバに付いても、ほとんど動作しないため、現時点ではいろいろ工夫と妥協が必要になります。
さて、一番肝心の、日本語版Windows SP SP2 Professionalを動作させるためには、英語版のインストールは完了できるのだから、「日本語版をそのあとで新規インストールしたらいいやん?」という話しもでますが、これをやると、HDDがクラッシュするようです(´・ω・`)
しかたがないので、日本語版Windows XP Sp2のパッケージと、XOMでやっていることを見比べて、自分でインストール用テキストを作ることにしてなんとか解決。どのようにしてやったのかは、現時点でお話できませんが、携帯電話でとったSSのように、日本語セットアップが、XOMのデバッグコンソール上で動作しています。
さて、日本語Windowsがとりあえずでも動作するようになったら、つぎはデバドラを何とかしなければいけません。とくに、最低でもディスプレイとLANかWLanぐらいはなんとかしないと使い物になりませんね。ここでディスプレイについては、onmac.netを参考になんとかできたことと、有線Lanについても、Yukonのドライバで動作したのでまあここまでは楽になんとかなりました。
Bluetoothは、いくつかのエラーがでたものの、まあ、それでもいくつかのデバイスはつかえそうでした。
Soundは、Sigmatelドライバなのですが、インストールしても音がでず(´・ω・`)
WLanはエラー10の連発でとりあえず現時点ではあきらめました。
そのほか、IEEE1394は標準のドライバで動作していましたが、ほぼデバドラは自前でなんとかしないといけないようです。まあ、日本語版WindowsXP SP2が問題はあるもののインストールできて、ディスプレイアダプタと有線Lanが使えただけでもめっけものかな~。どうしても無線がほしいなら、無線Lanブリッジかましてもいいわけだし(´・ω・`)
あ、そうそう、余談ですが、BOINC上のSETI@Home(OS X 10.3以降対応のPowerPC版)をRosettaで動作させてみたのですが、グラフィクス表示させるときに、エラーで停止しました。どうやら、Rosettaで100%動作するわけではなさそうですね。