Seagate社:ナレッジベース
http://seagate.custkb.com/seagate/crm/selfservice/search.jsp?Tab=search&Module=selfservice&TargetLanguage=selfservice&DocId=207931&NewLang=en
さて、先週話題になったSeagate社のHDD ファームウェア不具合によるHDD認識不能などの不具合について、うちではつかっていなかったのですが(1TBはすべて今はWD社のをつかっているため)、調べてみようとHDD ST31500341ASを買ってみましたが
公式には修正済みのファームウェアCCのリビジョンだったのでちょっと残念(´・ω・`)
とはいってもCC/LCリビジョンでもどうやら不具合発生してHDD使えなくなった人もいるという噂が聞き及んでいることと、CC/LCリビジョンのHDDにファームウェアアップデートを強制的にかませると動作不能になるという噂も聞いていることから(これはたぶんFWちがいでインストールしてしまったんじゃないかなぁ)、Seagate社に問い合わせているところです。
以下推測のため注意:
さて、今回のHDDファームウェアの不具合。「BIOSから認識しなくなってもHDDの中のデータがなくなることはない」という見解だそうですが、確かにHDD内の物理的な磁気情報が消えるわけではないのですから、そういう意味ではなくなるわけではないでしょう。
「ファームウェアアップデートについて。BIOSからみえなければファームウェアアップデートできないんじゃないか?」という最もな話もありますが、HDDの基板を見ればわかるように、ファームウェアのチップは、別個でファームウェアインストールされてからビルドされたのではなく、基板としてアセンブルされてからファームウェアがインストールされているタイプのようなのです。つまり、ファームウェアが入っていない状態のHDDの基板に対して、専用の機械などからファームウェアをアップロードしている可能性が高いわけです。
つまり、物理的にSATAに挿しているHDDの番号を指定することで、認識しなくなっている状態でも、ファームウェアを更新する(ファームウェアをインストールするといったほうがよいかも)方法があって、専用の機械をつかっていたとしても、それは量産用に設計されたPCの特化版なのかもしれないということです。その場合は、専用のアップデータで壊れたファームウェアのHDD基板を更新できる可能性はのこっていますが、通常ならメーカー修理でしょうねぇ・・・
だからといって安心してよいわけでもありませんが、物理的な生産不良(某F社の熱でチップの断熱材が溶けるとか、ベアリング不良とか、流体の急速な劣化とか)というわけでもないようなので、いま普通に動いている分については、一安心できるようなのですが、さて、新しいファームのアップデートが電子メールでとどかないし(´・ω・`;)