PC版では、Xbox 360 Editionとは異なり、自分でサーバーを建てたりすることができます。多様な遊び方が実装されています。このたび、Xbox 360用Xbox Live Arcade版のMinecraftが発売(オンライン販売のみ)されたことで、PC版をやってみたいという人も増えることでしょう。
そして、PC版を購入して遊んでいくと、自分のPCで公式サーバーと同等のことがができる!っとなって、公式に配布されてるサーバーソフトをつかって、自分の身内だけのサーバーで遊んだりもできます(PC版の話です)。
さらに、自分でサーバーを立てるようになると、公式とはちがった楽しみ(MOD等)を導入できたりと、非常に奥深い楽しみ方ができるようになっています。そうした自作鯖の楽しみも許されているところがMinecraftの人気の一つなんでしょうね。簡単ではありますが、Windows 7 で家庭内用に自作鯖を建てる(Xbox360版からは接続できません)手順(JRE版)を簡単に説明しておきます。
・Windows 7 x64版を用意する。メモリーは潤沢に。 ※推奨4~8GBほど
※外部に公開する場合はOSライセンスに注意。外部に公開する場合はWindows Server推奨
・JAVA をインストールする
・公式もしくは、プラグインが充実している非公式サーバー
CraftBukkitを入手。※筆者はこちらでローカル鯖作成
・Minecraft Japan Wiki様等を参考に、起動用BATファイルを作成し、初回起動を行う。
・いったん終了し、自動生成したファイルを必要に応じて修正。
・クライアントから接続してみて動作確認を行う
・Windows Filewallの設定によってはJAVAが外部との通信を遮断されていますので、必要に応じて通信ポート(規定では25565)の解放やJAVA.exeプログラムの通信を許可してください。
クライアントとサーバーを同じPCで行う場合は、IPアドレスは通常
127.0.0.1(Locaohost)になります。家庭内LAN等で屋内のみでマルチプレイをする場合は固定IPにする必要があります(192.168.xxx.xxx等)。固定IPに設定した場合は、サーバーIPの設定(server.propaties ファイル)に反映させる必要があります。
そして、これだけでしたら公式・非公式サーバーの機能的な違いはあまりありません。そこで…非公式サーバーを使うメリットとして、プラグインを使ってみましょう! といっても英語版だらけなので、そこはもう英語よみつつどんなプラグインがあるかを、探していきながらやるしかないです(´・ω・`)
ともあれ、家庭内なら問題はないと思いますが、まずは慣れておきたいのがセキュリティ関連。ここで紹介したもの以外にも素晴らしいプラグインはあると思いますが、まずは以下の三つ…
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[ADMN/SEC] DynamicBan v1.2.4 - Comprehensive Administration System [1.2.5-R1.0]
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[ADMN/FUN/RPG/SEC] JailLikeHell v5.2.7 - Jail those stupid griefers [1.2.5-R1.0]
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[SEC] ServerGuard v1.2 - Block commonly used griefing materials [1.2.5-R1]
まずはこんなところですか。
ついでといっては何ですが、インゲームパスワードを別途追加したい場合は、次のようなプラグインがありますね。
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[SEC/Admn]IpLock -- passwordprotect or mark playernames, linked to an ip, as safe[1.2.5R-1.0]
※このプラグインを導入したうえで「server.propaties」ファイルの「allow-flight=false」になっている場合は、パスワード設定前にサーバーから強制ログオフされてしまいがちです。trueにするか、他のプラグインと併用することになると思います。
※IpLockはサーバー側では暗号化されて保存されています。
こうして…
・ops.txt :管理者名
・white-list.txt :ログイン可能なユーザー名
・正規サーバーとは別のローカルなパスワード
※正規サーバーの認証は「server.propaties」ファイルの「online-mode=true」にしておくだけです。
※正規サーバーの認証だけでは、正規ユーザーはすべてログイン可能になってしまいますので、まったくの第三者まで対象にした独自サーバーを立てるので化ければ、別途white-list.txt等の活用はすべきでしょう。
※IPアドレス+ログイン名をログイン中にSafeIPで登録することで、パスワード入力を省略することも可能。
といった、ログインセキュリティを確保することも可能です。友人間で遊んだりする程度ならこれで十分でしょう。