そういえばPS3発表初期のグリッドコンピューティングが話題になったときに、PS3は「インターネットを使用したグリッドコンピューティングを実現する」というというのが話題になった記憶がある。そうしたグリッドコンピューティングの一番の成功例は、SETI@Homeだろう。未使用かつ電源のはいっているコンピュータの余剰時間をつかって、電波解析をするというSETI@Homeプロジェクト。そうした科学技術をよりすすめるためのグリッドコンピューティングは賞賛されうるものであるが、それがゲームとなるとどうだろう?
自分がプレイしていない&電源いれてLanに接続しているだけで、かってに他人がPS3を使うことが納得できるのだろうか? (まあBIOS設定などで許諾設定ぐらいはするだろう)
あくまでインターネット回線を使用するわけで、当然ながら速度の限界はあるし、時間差も発生する。それらの条件にあてはまりつつ、有用なゲームってなに?? 思考型? AI? いずれもグリッドが必要なほどの巨大なCPUパワーを使いつつ、そのくせ時間差が許されるようなゲームって、そうそうイメージわかないわけだが??
まあ、こうしたこともあって、グリッドコンピューティングをどうするかとかいう点はまったくふれられなくなっているのだろうな(´・ω・`)
さて、PS3はLinuxという話になっているが、さあどうなることやら・・・